2018.07.18

介護福祉士を目指すために必要なスキル

重要な4つのスキル

LINEで送る
Pocket

高いレベルの介助スキル

介護福祉士に関する法律はちょくちょく変更されているのですが、現在の法律では実務経験ルートの受験資格は「実務者研修取得者」かつ「実務経験3年以上」となっています。この実務経験3年以上というのは、介護福祉士として求められる高いレベルの介助スキルを持っていることの証明となります。より高いスキルを保持するためにも、日ごろから自分のコンディションが良くなるように調整し、ストレッチなどを欠かさず行いましょう。そしてボディメカニクスを最大限に活用した介助を提供し、介助スキルの向上を目指してください。ちなみに介護福祉士の実技試験については、実務者研修を修了している人は免除となります。

効率的に勉強するスキル

実務経験を積みながら介護福祉士の試験勉強をしなければならないので、働きながらでも勉強するための効率的な学習スキルも必要であると言えます。大量に教科書や参考書を購入し、それぞれに時間をかけるよりも、要点を絞って過去問集や要約参考書を駆使しながら効率よく内容を理解していくように心がけましょう。知識をすべてカバーするというよりも、出題されるテーマに絞って正確に解答できるように準備していくことが、働きながら試験勉強をするうえでは重要です。

試験問題に対応するスキル

近い年に実施された過去問を3回以上は繰り返し解いて、試験問題に適応するスキルも重要です。資格試験というのはその試験ごとに特有の性質というものが存在しますので、出版社による予測問題集が確実にヒットするわけではありません。実際にその年の試験がどのようなカラーを持っているのかというのは、試験当日しか知ることができません。ただし、試験のカラーというのは何種類もあるものではありませんので、いくつかの過去問に触れていくことである程度の「慣れ」を得ることができます。試験当日に落ち着いて問題を解くためにも、積極的に過去問に触れていくようにしましょう。

地域の特性を理解するスキル

試験問題とは離れますが、実際に働く際に意識しておきたいこととして地域特性を理解するスキルが挙げられます。福祉の仕事は働く地域の特性によって提供すべきサービスを考えていかなければなりません。例えば、坂道が多い町である、地域による催し物の開催が多い、近隣住民のコミュニケーションが多い・少ないなどといった特性を理解しておくことで、利用者に対してどのようなサービスを提供していくべきかの参考になります。自分の働く地域にはどのような特性があるのか、働きながら感じた点など、常に周囲を注意深く観察する習慣を持っておきましょう。

資格取得を目指すあなたへおすすめ記事!

特集トピックス 入門資格「初任者研修」 入門資格「初任者研修」