2018.07.15
介護福祉士を目指すための勉強術
これが勉強のコツ
独学で介護福祉士を取得
介護福祉士に合格するための勉強術を紹介します。スクールに通っている場合は、基本的にカリキュラム通りに勉強を進めていけば問題ありませんが、独学で勉強を進める場合には少しコツが必要です。独学の場合は教材さえあればいつでも勉強を始めることができますし、学校に通うよりも低コストであるというメリットがあります。しかし、自分でしっかりとした計画を立てて、自分の力で問題を理解し、解いていく必要があります。具体的に、独学で合格した人はどのような方法で勉強を進めていったのかを見ていきましょう。
勉強のサイクル
授業のように基本書を通読して内容をノートにまとめるという方法だと時間がかかりますので、まずは参考書を購入して過去問を解くところからスタートしましょう。そして解説や基本書を確認し、過去問の正誤の確認だけではなくその根拠も含めて理解していきましょう。誤って解答している部分に関しては線を引いて訂正し、正しい文章を記しながら覚えていきましょう。また、解いた問題の関連事項も基本書で確認していく必要があります。例えばフロイトの提唱した発達段階説についての問題を解いた後は、ピアジェの説いた発達段階説や、エリクソンの発達段階説も押さえておきましょう。系統的に知識を付けていくことで、幅広く対応できるようになります。そして、これらの手順を何度も繰り返して知識を定着させていきましょう。
その後は、毎回間違える問題はどこかを確認し、ノートにまとめておきます。自分が間違えがちな問題をまとめておき、それを通勤時間などのスキマ時間で確認しておけるようにすると、効率的に勉強を進めていくことができます。また、問題の内容ではなく選択肢で解答を記憶してしまったら、別の参考書に切り替えるなどの対応をとっていくことも大切です。
この勉強法をできるだけ多く繰り返せるかどうかが合格のカギになります。長い時間勉強をするかよりも、このサイクルを何回繰り返せるかがカギになります。そして、勉強から離れる時間を長く作ってしまわないようにしましょう。少しずつでも継続的に勉強をしていかないと、自然と記憶は抜けていくものです。しっかり試験日に照準を合わせて、コツコツ取り組んでいくようにしましょう。
勉強会もおすすめ
もし周りに同じく介護福祉士の取得を目指している同僚などがいるのであれば、定期的に勉強会を開くというのもおすすめの方法です。わからない部分をお互いに教えあうことで一気に理解が深まります。お互いのモチベーション維持にも効果を発揮するため、可能であればぜひ開催してみましょう。
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