2018.07.24

夜間の専門学校もある

働きながら学べる

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夜間という手段もあり

介護福祉士を目指す場合、実務経験を積みながら勉強をしていくケースがほとんどです。そこで、働きながらでも学習するためにおすすめなのが夜間の介護福祉士専門学校の利用です。受講している人の年齢層は幅広く、10代の若者から50代以上の人までいます。日中は介護職として現場で働いている人や、主婦、学生、転職を目指して勉強している人など境遇も様々です。全国の地域にあり、講座が夜間に開かれているだけで授業の内容が特別異なるわけではありません。仕事を継続しながら学びたいという人にとってこの夜間の専門学校は非常にありがたい存在です。
夜間の場合は一日に開かれる授業の時間に限りがあるため、全日制の2年制専門学校とは違い、3年制のコースで学んでいくことになります。

福祉施設と連携しているケースも

夜間の専門学校のなかには、福祉施設と連携しながら介護福祉士の養成プロジェクトを組んでいるケースも多くあります。連携している福祉施設で日中は働きながら実務経験と収入を得つつ、夜間は介護福祉士資格取得のための学習時間にあてることができます。このような施設で働く場合は職員の資格取得に理解があるので、シフトの都合もつけやすいというメリットがあります。また、専門学校側から介護職のアルバイトを紹介してもらえることもあります。介護福祉士試験を受けるには実務経験が必須なので、このようなサポートを行っているかどうかもチェックしておきましょう。

効率よく実務経験を積める

夜間の専門学校に通う人の一例を挙げます。まず、日中は専門学校から紹介してもらったアルバイト先の老人ホームで、9時から16時まで、大体月に20日ほど働きます。そして専門学校では月曜から金曜の平日で、1回90分の講座を1日に2回受けます。1限目は18時20分から19時50分、2限目は20時から21時30分といったスケジュールになります。これなら仕事が終わった後の時間は夕飯や予習の時間にあてることができます。介護福祉士取得後にさらにケアマネージャーを目指すといった場合にも実務経験がさらに必要になりますので、このように学習しながら実務経験を得られるというのは今後のステップアップを考えた際にも非常に嬉しいポイントです。

介護実習について

介護福祉士を取得するためには介護実習が必須で、具体的には450時間の現場実習が必要となります。これは夜間の専門学校へ通っている場合でも変わりありません。ただし、実習期間については少し特殊です。日中働いていると介護実習をまとめて受けるのが難しいケースも多いため、入学1年目、2年目、3年目で実習期間を分けていることが多いのです。

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